このたび、2017年10月5日(木)~7日(土)の日程、パシフィコ横浜を会場として開催する第37回日本核医学技術学会総会学術大会の大会長を拝命いたしました。会員ならびに関係の皆様に謹んでご挨拶申し上げます。
本大会は第57回日本核医学会学術総会との合同開催になります。本会のテーマは「核医学の明るい未来に向けて(Connecting people for the bright future of Asia-Oceania nuclear medicine)」です。核医学の環境が日々進化を遂げ多様化する中、核医学の明るい未来に向けて会員の皆様と様々なディスカッションができるよう準備を進めております。また、日本核医学会と本学会の合同開催は本大会で10年目を迎えます。核医学のさらなる発展に向けて強力なタッグを組んで素晴らしい大会にしたいと考えています。
また、本大会は国際学会である第12回アジア・オセアニア核医学会学術会議(AOCNMB)と第7回アジア核医学技術学会国際会議(ASNMT)との同時開催になり、国際色豊かな学会になります。アジア・オセアニア地域の方々と交流を深めるとともに国際学会を体感し楽しむ機会になるよう企画いたします。合同シンポジウム、シンポジウム、卒後教育講座等の企画は今後随時広報していきますのでホームページ等でご確認ください。
会場のある横浜みなとみらい地区は世界的な観光地です。会場から5分ほどの場所には自分だけのカップラーメンも作れるカップラーメンミュージアムがあり、横浜赤レンガ倉庫、横浜ランドマークタワー、横浜中華街など有名な観光サイトが盛り沢山です。また、横浜は“家系”ラーメンやサンマーメンに代表される特色のあるラーメン店が多いことでも知られています。もちろん、新横浜にはラーメン博物館があります。横浜発祥グルメの代表格ともいえるのが横浜を代表するクラシックホテルの総料理長が考案したメニューと伝えられている庶民の味、ナポリタンがあります。また、サイコロ状にぶつ切りにした牛肉に、味噌とネギを用い、特製の底の浅い鉄鍋を七輪にかけて、 煮込むという初代が考案した牛鍋の味を守り続けている名店があります。さらに、ビール発祥の地、横浜で1995年に生まれたご当地ビールは、4種類の酵母を用い、チェコ・ドイツスタイルの豊かな香りとしっかりとしたコクと苦味を併せ持ち、飲み応え十分。 ピルスナー、ヴァイツェン、アルトなど、様々な種類のビールを楽しむことができます。
最後に、本大会は久しぶりの神奈川開催となります。そのため歴史ある神奈川核医学研究会、日本核医学技術学会関東地方会など多くの方々と手を携えて開催しますので、是非多くの方にご参加いただければと思います。
大会長 渡邉 浩
(横浜労災病院)